ライブレポート

VAMPS LIVE 2015-16 JOINT666 2016/1/24@ Zepp Fukuoka

全国的に大寒波が訪れ、福岡県全域に大雪警報発表が発表されるなど、大混乱のなか決行されたVAMPS Zepp Fukuoka最終公演。交通機関の麻痺で会場まで来ることが出来なかった人たちの分まで、現在の彼らの姿を目に焼き付けてきた。

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真っ赤な幕に投影された数字が定刻の16:66を示すと同時に「MIDNIGHT CELEBRATION」のSEが流れ、凄まじい歓声に包まれる。左右に幕が開くと左目に眼帯を付けたHYDEがオーディエンスを煽り、スタートからアグレッシブに攻める。荒々しさと繊細さを併せ持つ「LIPS」、2010年のシングル曲「DEVIL SIDE」へと展開し、一気にVAMPSのダークな世界観へと引き込まれていく。HYDEが影響を受けたMotley Crueの楽曲「LIVE WIRE」では、HYDEのおしりが見えるうれしい(?)ハプニングも。そして哀愁や切なさが漂うK.A.Zのギターリフに魅了される「GHOST」、「I CAN FEEL」へと続く。

アグレッシブで悪魔的な「EVIL」の後、Ju-kenのベースが鳴り響くと同時に会場が大きく沸いた。各地で演奏されてきた「MADE IN HEAVEN」で、観客がさらに前へと押し寄せる。先日のZepp Nagoya公演に出演したAPOCALYPTICAとのコラボ曲「SIN IN JUSTICE」、HYDEとJu-kenが向かい合い音を奏でた「ZERO」。そして後半に向けて勢いのある「AHEAD」、「ANGEL TRIP」、「TROUBLE」とVAMPSライブで欠かせない定番曲を繰り出す。会場の外では雪が降り積もっているとは思えないほど、感情が高ぶる。会場が真っ赤に染まると「BLOODSUCKERS」、「KYUKETSU」でたたみ掛けるように本編が終了。

「REVOLUTIONⅡ」でアンコールはスタート。その後のMCでK.A.Zが今ツアーと、5月で閉館が決まったZepp Fukuokaの思い出を振り返る。そしてHYDEは雪を連れて来てしまったこと、交通機関の麻痺で本公演に来ることが出来なかったファンについて話し『この大雪の夜は忘れない、良い思い出になると思うよ』と語り、伸びた声が綺麗な「SWEET DREAMS」をしっとりと歌い上げる。

そしてクラップが鳴り響くとVAMPSの原点とも言えるファーストシングル「LOVE ADDICT」を披露。HYDEK.A.Zが向かい合いギターをかき鳴らす。19曲のラストを飾るのはもちろん「SEX BLOOD ROCK N’ ROLL」だ。Zepp Fukuoka最終公演は興奮に包まれていた。メンバー、観客の誰もが笑みを浮かべていただろう。最後にHYDEはバラを撒き『また来るから、首洗って待ってろよ!』と叫びステージを去った。


余談になるが、最終日「MADE IN HEAVEN」を必ず演奏する自信が私にはあった。セットリストを考えているHYDEが覚えているかどうかは不明だが、彼らがVAMPSとして初めてZepp Fukuokaでライブを行なった2008/8/30の1曲目が、この曲だったからである。今までにない、何か特別な思いを感じた、そんなライブだった。